新しいオシエビトをご紹介します(3)

新型コロナウイルス感染拡大を受け、図らずもオシエビト・プロジェクトは序盤から充電期間を余儀なくされました。
オシエビトのお二人はこの現状を前向きに捉えられ、また児童養護施設の多くのご担当者からもリスタート後のプロジェクトに寄せるご期待をお寄せいただいており、関係者としては充電期間を有用転換できるように専心するのみです。
皆様に具体的な活動報告を差し上げるのは少々先になりそうですが、本日は新たなオシエビトをご紹介いたします。

新しいオシエビトは宝槻声楽教室宝槻美代子先生です。
宝槻先生は法政大学社会学部を経て、洗足学園音楽大学音楽教学科、二期会オペラスタジオ第44期を修了、2002年に二期会事務局長より二期会正会員に推薦されたソプラノ・リリコです。
宝槻声楽教室ではこれまで約500名に指導され、歌に目覚めた生徒の皆様の主催により発表会やオペラ公演を年3回実施されています。
合唱指導の経験も長く、現在も2つの団体を継続して指導、二期会マミーシンガーズでは代表も務められ、全国各地でマミーシンガーズ創作オペラの公演を開催されています。
また、マミーシンガーズは警視庁や東京都の依頼を受け、約20年間にわたって年間10回前後、防犯啓発などを目的としたオリジナルオペラを都内小学校で上演されています。
宝槻先生のお話を伺っていると、卓越した統率力と行動力がその精力的な活動を可能にしていることを実感します。

クラシックの発声がもたらす『自己拡充感覚』は子ども達の自信となって現れるというこれまでのご経験のもとに、宝槻先生には児童養護施設の中高生を対象に、歌劇の舞台に立つことを目標にしたクラスを指導していただく予定です。活動の詳細な内容と日程については、新型コロナ感染拡大の収束を待って公表させていただきます。

宝槻声楽教室宝槻先生についての詳細は下記をご覧ください。公式ブログでは音楽にとどまらない幅広いテーマで宝槻先生の豊かなご見識に触れることができます。

宝槻声楽教室

講師紹介(宝槻美代子先生)

公式ブログ

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